BENTOメッシュヘッドと言っても実は難しく考えることはありません、BENTO対応メッシュヘッドとは単に従来のメッシュボディの顔版です。むしろ今まであったメッシュヘッドが「ノンリグメッシュヘッド」と呼ばれるべきで、BENTO対応メッシュヘッドこそ普通の「メッシュヘッド」と言うべきものかと。
因みに誤解を生むとよくないので補足ですが、一応今までのメッシュヘッドにもリグは入ってます。ただ首の接続部分や頭全体のスケールとかその程度。BENTOのように顔の中身まではリグで編集できませんでした。まあ、メッシュヘッド作ってるメーカーさんに非はなくて、長年顔のリグを公開しなかったリンデンが悪いんですけどね!ヽ(`Д´)ノ
そんな御託はさておき、ちょっとDEMOしてきたのでメモついでレポです。とりあえずBENTOメッシュヘッドに必要なものは以下。
- BENTO対応の最新ビューワー
- BENTO対応のメッシュヘッド
- (推奨)↑に対応したアプライヤー
BENTO対応の最新ビューワー
バージョンいくつか知りませんが、とりあえず最新版の公式とFirestormには対応しています(雑)
因みにBENTO対応していないビューワーからBENTOヘッドの人を見ると、目玉と脳みそと歯茎!って感じになるかと思います。まだビューワーがBENTO対応版でない人も多いと思うので、ある程度は他から見たらホラー状態を覚悟した方がよさそうです。
BENTO対応のメッシュヘッド
いくつかメーカーさんが発売しているようですが、普及度が高いのはCatwaさんのCatyaのようです。CatwaさんはBENTOが出る前からメッシュヘッドのメーカーとして有名でしたが、造型に少しクセがあるので好みが分かれるかもしれません。しかし老舗だけあって技術的な完成度はやはり高いかも。
あとちょっと気をつけた方がよさそうのは、BENTO対応と表記されていても、実は完全に対応してないものも見かけました。すべての顔のスライダーに対応出来ないのはわかるのですが、BENTO対応と謳うならば主要なスライダーには対応して欲しいところ。
因みにBENTOメッシュヘッドを探していると、BENTO用のシェイプだけ販売してるところも多くひっかかるので、BENTOメッシュヘッドそのものと間違えないようにしましょう。メッシュヘッドを買うとメーカー側がベーシックなシェイプを同梱してくれてるので、まずはそれをいじってみてどうしても上手くいかないときなどに個別でそういったシェイプを購入するといいかもしれません。
BENTOメッシュヘッドに対応したアプライヤー
Catwaの場合はOmega systemに対応しているとの事なので、アプライヤーの選択範囲は広いかもしれません。クラシックアバターのスキンと同じく、使うアプライヤーによって全然違う顔になるので、とっても重要。Kawaiiスキンの総本山VCOさんがCatwa対応のアプライヤーをリリースしたとのことですのでこれは試さずには居られない。
CatwaのBENTOメッシュヘッドをデモる
CatwaさんのBENTO対応メッシュヘッドCatyaの デモはこちら(マケプレ)。正規版はマケプレで5010りんりん!因みにインワールドストアだと5000りんりんです。
そんな訳でいつものクラシックアバターからスタートです。
CATWA HEAD Catya V1.00 No teeth Less Pixels Bcos I’m a [DEMO]とアルファのCATWA ALPHA HEAD & EYESを装着。
ギャーーー!!!バケモノきたこれ!!(゚∀゚)
お約束のリアクションを終えたら、CATWA Catya Shape [Start your shape with me] を装着。Catwaさんが予め同梱してくれているシェイプです。
うっ、輪郭は整ったけどはみ出してるメッシュアイが怖いです。因みにDEMOには専用のメッシュアイも入っているのでとりあえずそれをつけてみましょう。CATWA RIGGED Eyes Catya [DEMO]を装着。
なんだかすごく・・・逞しいです。そこはかとなく漂うおかま臭。
因みにコントロールHUDでまつげやメイクなどの細かい調整ができます。CATWA HUD Master v1.00ってやつですね。
目の輪郭を調整するときに、まつげが生えていると歪みが隠れて分かりにくいので、一旦HUDでまつげをOFFにします。うーん、おかまから男になった。
今回はすぐにアプライヤーを使っちゃったのでHUDについてはあんまり見てないんですが、ざっとみた感じすごい高機能なHUD。パーツ単位で自分のテクスチャを読み込む機能とかあるくさい。このHUDの性能の高さもCatwaヘッドが普及する一因かもしれませんね。
で、このままだと何かと苦しいので最終兵器VCOさんのアプライヤーを投入しようと思う・・・(最終兵器出るの早いな)まあ実際のところ、スキンにあわせてシェイプを調整するあの感じと一緒なので、シェイプ調整前にアプライヤーをつけておいた方がいいです。[DEMO] VCO ~ Joy . CATWA [BANTO]を実行。
おお、すごく平安時代にモテそうな輪郭だけど、一応女の子になった!
で、ここからいじってみた結果。
パイセン、頑張ってみたけど自分これが限界ッス。
輪郭に下膨れっぽさが残りやすいのと、特徴的な鼻の形や上唇の反り返り部分はほぼ作り変え不可って感じがします。目許は気をつけてやらないと歪みやすい。
[DEMO] VCO ~ Sua Appliers . CATWA [BANTO] の方も試してみました。ちょっとアプライヤーにあわせて切れ長系にしてみた。色白アジアンビューティー系。わりと好きかもしれない。
BENTOメッシュヘッドをいじってみた感想としては、クラシックアバターのシェイプほどではないにせよ、それなりに変形する。でも元のメッシュヘッドの顔のクセがどうしても残る。ので、今後色々なメーカーから発売されるといいなと思います。個人的にはTMPさんに期待。スライダーで変形することを考えると、無駄のないポリゴンで組まれたあまり癖のない造型がベストな気がします。
とりあえず、アプライヤーの重要性を噛み締めたよね!
制作的なおまけ
BENTOリグ入りのモデルデータは公式Wikiからダウンロードできますよん。dae, ma, fbx にくわえて何故かmaxまである。←maxユーザーは全体的に多いけど、セカンドライフ内ではあんまり居ないイメージ(たぶんツールの関係で)
AvastarとMayastarもBENTOに対応してるっぽいですね。