タイトルだけでわかる人はわかるんじゃないでしょうか。本日のテーマはマイクロソフト社の公式ウィルスとまで揶揄されるWindows10についてです。
自動更新を元々オフにしている私はそこまで甚大な被害は被っていないのですが、巷の噂を聞くと「勝手にOSがWindows10になった」や「アップデートがキャンセルできない」、「更新しますか?の選択肢が『今すぐ』と『後で』しかない」などと、往年のRPGの強制選択肢(はい or イエス)を彷彿とするごり押しっぷり。
Windows10自体は、各種ドライバーやソフトウェアに完全対応してない点を除けば、たぶんそれ自体はそこまで悪くない。新OSを期間限定で無料アップデート出来るのだから、普通なら喜ばれるはずのそれ。ただ問題は、OSを変更するという重大な選択をほぼオーナーの同意なしにやっちゃう点と、その尋常じゃないしつこさである。もはやネタ扱い。
あんまりWindows10をディスってもアレなんで一応フォロー入れておきますが、たぶんこれライトユーザーにはほぼ問題ないと思うんです(操作が慣れないとかいうのはシラネ)問題は仕事用として専用ソフトを入れて特殊環境を構築してるPCの人。
更新プログラムを駆逐しろ!
Windows10へのアップデートを望まない場合、何は無くともWindows Updateをオフ(手動)にします。
手順としてはGWX.exeを切って、インストールされた更新プログラムからWindows10に関するもの(主にKB3035583)をアンインストール。再度、該当の更新プログラムが更新リストに現れた際に、再び表示されないように「更新プログラムの非表示」にすることで駆除される。
某大佐「KB3035583は滅びぬ!何度でも蘇るさ!」
しかし、最近では非表示にしたはずのKB3035583が復活するという事案が発生しているとかいないとか。よく見るとこのKB3035583、名前も説明にもWindows10とは一言も書いてないのね。私もWindows updateを手動でアップデートする際は、ざっと内容を見てるんですがこれじゃあ気づかないわ。
現在非表示にすべき(インストールを避けるべき)更新プログラムはWindows7で以下の通り。これから終了間際の夏にかけてさらに激化し、このリストが長くなる恐れがw
- KB3035583
- KB3123862
- KB3135445
- KB2952664
- KB2990214
インストール可能な更新一覧の中から毎回これらをチェックするのは、さながら宝くじやお年玉年賀状の当選番号調べのよう (°ω° )
無料アップデートは7月末まで
Windows10への無料アップデートはWindows7、Windows8を対象とし2015年7月29日から一年間のようです。無料アップデート期間が終了すれば、少なくともトイレから戻ってきたら勝手にOSがWindows10になっているなどという事態は避けられそうですが、絶対あれよ、「週末得点!今ならアップデート50パーセントオフ!」とかいう割引商法みたいなのが毎週出てくるに違いない。
ちなみに今更ながらWindows10にアップデートするためのシステム要件は
- 1GHz以上のプロセッサ
- 32bitが1GB、64bitが2GB以上のメモリ
- 32bitが16GB、64bitが20GB以上のHDD空き容量
- DirectX9以上のグラフィック
- 1024x600以上の解像度
だそうです。Windows7が動いていればこれクリアしてますよね。あ、でも私のこのPCこの前までC:がキツキツで64bitなのにsystemの空き容量が15GBくらいしかなかった/(^o^)\
一応Windows10にアップデートした後でも、1ヶ月間は戻せますよ!ってなっていますが、きれいに元通りになる保障はないのでお気をつけくだしあ。